※この記事には一部ネタバレを含みます
この記事の登場人物の呼び方
- 三星太陽(「サンシャインファンド」社長・人間投資家)⇒太陽さん
- 林田利光(「スタートマッチ」社長)⇒林田さん
- 音野奈緒(「カラーライブ」社長)⇒音野さん
- 高島瑞貴(「三ツ星重工」社長室長)⇒高島さん
- 轟彰(高島瑞貴の元上司)⇒轟さん
- 篠田博康(元「経産省エネルギー庁」長官)⇒篠田さん
- 大木大吾(町のバイク屋)⇒大木さん
タケティーです(*^^*)
この記事では
ドラマ「スタンドUPスタート」第８話で
ビジネス視点で学びになったことを
色々と紹介しています。
ぜひドラマと合わせて
学びを吸収してくださいね。
目次
プライドが高い人ほど自分で稼ぐのがオススメ
再就職先の希望条件が多い轟さんに対して
林田さんはこう言います。
いいですか？
おっさんっていうのはねぇ
体力も衰え、感性も古い。
なのにプライドは高く
希望する給与額も高い！
雇用する側にとっては
いまさら新人扱いすることもできない。
つまりは超扱いづらい
ハイコスト人材なんだよ。
私たちは…。
林田さんは
轟さんに過去の自分を重ねて
プライドが高くて超扱いづらい
と言います。
ですが、
プライドが高いことには
良い面もあります。
それが
「理想が高い」
ということ。
プライドが高いゆえに
「なんとしてでも成功してやる」
という意識が強いんですね。
なので、
自らが経営者の立場になれば
どんどん成長することができます。
ただ、人を雇うとなると
ついてこれない人も多いので、
個人で稼ぐのがオススメです。
マイナスはプラスになるけど…
轟さんのように高齢だと
長く働いてもらうことができないので、
企業としては雇いにくいです。
ですが、先ほどのプライド同様に
マイナスはいくらでもプラスになります。
この発言を受けて、
太陽さんは音野さんに
轟さんを紹介してみることにします。
そして、面接の場面では、
轟さんは自分自身のことを
経験豊富な営業担当として
力になれると考えていましたが、
音野さんとしては
営業担当としての役割以上に
シニア向けのマンションとして
年が近い方が利用者の目線に立って働けること
を重視していました。
しかし、轟さんは
ここでもプライドが高いせいで
すぐには受け入れられませんでした。
ですが、
最終的にはシニア向けマンションに就職し、
轟さんのおかげで
マンションへの入居者も増やすことができました。
ここから学べるのは
「マイナスはプラスになるけど、
“自分では気づけないこともある”」
ということです。
自分を正しく客観視するのは難しいので、
気づきにくいわけですね。
なので、
自分のプラス面がわからない場合は
他人に聞いてみるのがオススメです。
自分の常識が正しいとは限らない
私は就業経験がないので、
色々なスキルを持った方に
いらしていただけたら。
私はこの仕事をするまでは
専業主婦だったので。
ちょっと待ってくれよ。
就業経験もなくて
よく社長なんてできたな。
仕事をなめるんじゃない！
旦那がどうやって
毎日必死に働いているかも知らないで
社長のまね事とは！
現実でも、
「社長業は難しい」
「仕事は簡単じゃない」
そういうイメージを持つ方も
いると思います。
ですが、
それって勝手に難しく考えているだけで、
実際の難易度と違う可能性があります。
それこそ、
就業経験のない私が言うと
轟さんと同じような意見を
持たれるかもしれませんが、
「仕事」という言葉に
引っ張られすぎていると思います。
もちろん、
仕事である以上、責任が伴うので
難しいと感じるかもしれません。
ですが、仕事というのは
「みんなで作業を分担している」
というだけなので、
そこまで難しくとらえる必要はないと思います。
失敗しても
いくらでも挽回できます。
このように、
自分の中の常識は
固定観念であることも多いので、
色々な考えを柔軟に吸収して
常識にとらわれないように意識してみてください。
自分の機嫌は自分で取ると上手くいく
俺たちがどんな思いで働いてきたのか知ってんのか！？
俺たちにとって仕事ってのは栄冠なんだよ！
会社のため家族のために身を粉にして汗水垂らして！
辛い時も苦しい時も我慢して
必死に40年働いて
ようやく手に入れた冠なんだ！
それを…何のねぎらいの言葉もない。
このように、
轟さんは我慢して働いた対価として
ねぎらいの言葉を求めていました。
もちろん、
ねぎらいの言葉をかけるのは
大事だと思いますが、
人に求めるのは避けた方が良いです。
これは、
自分の機嫌のコントロールを
他人に依存してしまうと
不確定要素が多くなりすぎるからですね。
自分の機嫌を自分で取ることができないと
他人に機嫌を直してもらえるまで
時間がかかってしまいます。
なので、成功するまでも
時間がかかるんですね。
それに何より
自分で自分の機嫌が取れないと
機嫌が悪くなりやすいので
信用を失いやすいです。
信用は一度失ってしまうと
取り戻すことが難しいので、
自分の機嫌を取れるように
トレーニングしていってください。
思い込みではなく「きちんと聞く」ことが大事
私から望んだことは一度もない。
何度も言ったわ。
そんなに仕事しなくてもって。
私のため、久美(娘)のためって言いながら
大事なことはいっつも1人で決めて。
あなたの人生に
私が入る隙間なんてなかった。
あなたの人生は会社だけ。
本当は家族なんて面倒くさかっただけでしょう。
轟さんは
「仕事は家族のためになっている」
と思っていましたが、
実際は
「無理してまで仕事をしてほしくはない」
と思われており、
仕事は家族のためにはなっていませんでした。
これと同じで、
ビジネスをする際も
「お客さんはこれが欲しいだろう」
という思い込みだけでやってしまうと
売れないことがあります。
もちろん、
ターゲットを決めて
そこからターゲットが求めるものを
導いていくことも大事ですが、
それで売れない場合は
実際に意見を聞くことも大事です。
ただ、お客さん自身は
自分の悩みを理解できていないことも多いので、
聞き方には工夫することも必要です。
無駄なことなんて何一つない
これは
妻に出て行かれた轟さんが
今まで働いてきた意味を
高島さんに問うた場面の言葉です。
誰のためとか働く理由とか
そういうことじゃないのかもしれません。
だって全部私たちが
選んできた結果なんですから。
間違うこともありますよ。
そしたら正していけばいい。
いいことも悪いこともあったってだけなんです。
でも無駄だったことなんて何一つない。
失敗したら
・しなければ良かった
・やっぱり自分はダメだ
と思う人が多いですが、
高島さんの言う通り
無駄なことは一つもありません。
失敗したからこそ
今の自分があります。
・一度失敗したことで次から失敗しなくなった
・失敗したことで今のままじゃダメなことがわかった
・間違ったことで改善できた
「失敗」という言葉のせいで
ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、
全然そんなことないんですね。
なので、失敗しても無駄だと思わず
次へつなげていく意識を持って
ビジネスに取り組んでみてください。
自然と考えることが本当にやりたいこと
三ツ星重工の発展のために、
篠田さんが不正に関わっている可能性を
わざと見過ごそうとした高島さんに対して
太陽さんはこう言います。
まーたそうやってすぐ良い人ぶる！
自分の外に理由を作っても何にもなんないよ。
今の環境に変わって
それでも高島さんが
捨てられないものって何だろう。
あの会社(三ツ星重工)で働く意味って
きっとそこにあるんじゃないかな。
普段、何気なく生活している中で
ふと考えることや忘れられない夢は
本当にやりたいことです。
無意識にやりたい気持ちがあるからこそ
考えてしまうわけですね。
しかし、多くの人は
理由をつけたり言い訳したりして
無理やり封じ込めてしまいます。
本当にそれで良いんですか？
私自身、過去に同じような話を聞き、
そこからは心の声に従って
行動するようになりました。
もちろん、
それが難しいのもわかります。
でも、一度切りの人生、
やりたいことをやらないと
もったいないと思います。
起業してみたいなら、
いきなり会社を設立しなくても
ブログやSNSを使って
小さく起業することもできます。
大きな1歩が踏み出せないなら、
踏み出せる1歩を探してみては
いかがでしょうか。
お客さんになりきると上手くいく
音野さんは
車椅子専用のマンションを計画する際、
自分でも車椅子に乗ってみて
入居者の気持ちを考えました。
それと同じで、
「なかなか売れない」という場合は
お客さんになりきってみることが大事です。
例えば、
コンテンツ販売をしているなら、
自分も色々なコンテンツのセールスを受けてみて、
そこで感じたことをまとめるとか。
興味を引く広告を作りたいなら
色々な広告を見てみるとか。
どれだけ販売者視点に立っても
お客さんとしての気持ちは理解できません。
実際にお客さんになってみれば
すんなり悩みが解決することもあるので、
ぜひ試してみてください。
自分自身にこそ価値がある
目が覚めた。
私が会社に人生を捧げていたのは
そこが報酬とか役職とか
目に見える冠をもらえる場所だったからだ。
だがホントに光る冠ってのは
目に見えなくても
自然と宿るもんなんだな。
轟さんだってそうですよ。
価値があるのは会社の看板ではなく
轟さんご自身ですから。
ビジネスをする際は
必ず人が関わっています。
機械や仕組みで自動化していても
最初は必ず人がいます。
そして、
その「人」にこそ
価値があるんですね。
「自分は価値がない人間だ…」
なんて思うこともあるかもしれませんが、
少なからず誰かしらに影響は与えています。
その自分の価値を忘れずに
ポジティブにやっていきましょう。
心からの欲望を叶える手伝いをしたい
資産は人なり。
変わりたいっていう人の
心からの欲望。
それを叶える手伝いをしたい。
多分、それが俺の生きがいなんだ。
私自身、正直
何をしたいのかわかっていませんでした。
ですが、この言葉を聞いて、
自分のやりたいことに気づいたんです。
ただ単に起業する人の喜ぶ顔を見たいのではなく、
「変わりたい」という人の手伝いをしたい。
起業するか悩んでいる人には
役に立つと思うので、
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では、
ここまでお読みくださり
ありがとうございました。
タケティーでした(*^^*)
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