行動心理学

行動心理学その4~ダブルバインド・オープンクエスチョン・クローズドクエスチョン~

行動心理学

ご覧くださりありがとうございます!

タケティーです。(-“-)

 

 

今回は、

質問をする際に使える行動心理学

・ダブルバインド

・オープンクエスチョン

・クローズドクエスチョン

の3つを紹介します。

 

 

ただし、

ダブルバインドは使い方次第では

かなり危険なものなので、

 

正しい使い方をするように

心がけてください。

 

 

 

ダブルバインド

ダブルバインドというのは、

2つ以上の矛盾した内容のメッセージを

受け取った時に、

その矛盾を指摘することができないまま

応答しなければならないことで、

精神状態が拘束されて

身動きが取れなくなる

という心理効果です。

 

 

難しくてわかりにくいですが、

危険な感じがしますね。

 

 

ダブルバインドの例としては、

 

泣きじゃくってその場に佇む子どもに

「泣いてたら置いていくよ」

と言いながら、

全く置いていこうとせずに待っている

という状態や、

 

部活などで先生に

「やる気がないなら帰れ!」

と言われて帰ろうとしたら

「なに本気で帰ろうとしてんねん!」

と言われる

みたいなことです。

 

 

前者は、

「置いていく」と「置いていかない」

後者は、

「帰れ」と「帰るな」

という風に、

矛盾したことを言っていますよね。

 

 

そして、

矛盾したことを言われた結果

どうすればよいかわからなくなり、

何もできなくなる。

 

これがダブルバインドです。

 

 

特に、幼少期の頃に

ダブルバインドが繰り返されると、

 

統合失調症などの

精神的な病気になる恐れもあるので

注意が必要です。

 

 

もしあなたが

ダブルバインドを使っているなら

今すぐにやめるよう努力してくださいね。

 

 

で、実は本題はここからです。(笑)

 

もちろん

ダブルバインドには

注意していただきたいですが、

 

ダブルバインドの中でも、

エリクソニアン・ダブルバインド

というものがビジネスで有効なんですね。

 

 

エリクソニアン・ダブルバインド

というのは、

本来は多くの選択肢がある質問に関して

予め数を絞って質問されると、

相手の意図に沿った選択をしやすくなる

という心理効果です。

 

 

あなたは犬と猫どちらが好きですか?

と聞かれると、

本当はウサギが1番好きでも、

犬と猫のどちらかを答えやすい

という感じですね。

 

また、

エリクソニアン・ダブルバインドは

誤前提暗示と呼ばれることもあり、

ある程度意図的な選択を

相手にさせやすくなります。

 

 

これを

上手く使うことで、

商品の購入に誘導していくことが

可能になるんですね。

 

例えば、

お金と時間どちらに困っていますか?

と質問し、どちらの回答でも、

アフィリエイトをおすすめする

という感じですね。

 

 

記事に生かすのは難しいですが、

直接話す場合にはかなり有効なので

使ってみてくださいね。

 

 

オープンクエスチョン

オープンクエスチョンは、

「はい」か「いいえ」では答えられない

質問のこと

です。

 

 

今困っていることは何ですか?

今はどんな仕事をされているんですか?

などのように、

 

相手が答える範囲に制限をかけず、

自由に答えてもらうことで、

相手から多くの情報を

聞くことができるんですね。

 

 

ただ、

質問の内容によっては

範囲が広すぎて答えにくい

ということもあるので、

 

5W1Hを使って

質問すると良いです。

 

 

5W1Hとは

What(何)

Why(なぜ)

When(いつ)

Where(どこ)

Who(誰)

How(どうやって)

のことですね。

 

 

5W1Hくらいに範囲を絞れば

相手も答えやすくなるので、

心理的負担が減り、

信頼関係も築きやすくなります。

 

 

また、

オープンクエスチョンは、

 

相手の考えを知りたいときや

悩みを聞き出したいときなど

深い情報を聞き出したいときだけでなく、

 

深く考えさせることで

自分を客観的に振り返させるなどの

コーチングにも有効です。

 

 

話を広げやすかったりもするので、

上手く使ってみてくださいね。

 

 

クローズドクエスチョン

クローズドクエスチョンは、

オープンクエスチョンとは逆に、

「はい」か「いいえ」で回答できる

質問のこと

です。

 

 

相手が答えやすいので、

知りたい情報を得やすかったり、

誘導しやすかったりします。

 

 

ただ、

クローズドクエスチョンばかり

やりすぎると、

誘導尋問のようになってしまい、

 

相手を疲れさせてしまったり

信頼関係が崩れてしまったりするので

注意が必要です。

 

 

なので、

最初の質問をするときや

初対面の人と話すときなどの

話を広げたいとき、

 

作業が完了したかどうか、

購入するかどうかなどの

端的な回答が欲しいとき

 

などに使うと良いですね。

 

 

ただ、

クローズドクエスチョンだけでは

相手が話したいことを

十分に話せない場合があるので、

 

自分が聞きたい事だけでなく、

相手が話したそうなことも

聞いてあげるともっと良いですね。

 

 

質問はバランスが大事

今回は3種類の

質問に関する行動心理学を

話してきましたが、

 

質問だけでなく、

しっかり話を聞くなど

会話のバランスが大事です。

 

 

1番大切なのは

相手の気持ちを考え、

信頼を築くことなので、

そこは忘れないでくださいね。

 

 

友達や家族との日常会話では

そんなに意識しなくても良いですが、

 

ビジネスで話をする時は

相手のことをしっかりと考えることが

価値提供につながるので、

相手を意識するようにしましょう。

 

 

 

何か質問や気になることがあれば

気軽に聞いてくださいね。

 

どのタイプの質問でも良いですよ。

タケティーに聞こう!(無料)

 

 

では、

ここまでお読みくださり

ありがとうございました。

タケティーでした。(-“-)

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